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古代エジプトに素敵な伝説があります。まるでカメレオンのようなそのユニークな輝きは、「トルマリンが地球の中心から太陽までを虹を沿って旅をした。その行く先々ですべての色を集めてきた」おかげだというのです。トルマリンは、「カメレオンのような宝石」と表現され、「画家のパレットにあるすべての色はトルマリンに見ることができる」といわれるほどに、その豊富な色が無限のインスピレーションを与えてくれるとして、画家やデザイナーを魅了してやみません。「レインボー宝石」などと呼ばれるのは、大冒険の経験ならでは、ですね。
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トルマリンの語源はスリランカのシンハリ語で宝石のジルコンを意味する(turmali)に由来します。 トルマリンはがスリランカで産出されたのは遡ること1703年。 その後ヨーロッパに広まり、1880年にキューリー夫妻(ピエールが夫人マリーと共に、後年ノーベル賞受賞)が、「トルマリンに熱や圧力を加えることにより電気が発生する」と証明しました。 トルマリンは別名「電気石(エレクトリック・ストーン)」。近年、科学の進歩によって、トルマリンが自然状態でも微弱電流を流し続けていることが判明したことからこう呼ばれるようになったのです。この不思議なエレクトリック・ストーンは1989年にブラジルで、非常に美しいブルーをもつ「バライバ」が産出されました。どこまでも色を集める旅は続きそうです・・・
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無限のインスピレーションを与えてくれる豊富な色は科学者をも魅了します。かの有名な避雷針の発明者 “ベンジャミン・フランクリン”も、二つのトルマリンを持っており、しばしば実験に使ったといわれています。その不思議な物理的特性が科学者の興味をも駆り立ててしまうのでしょう。
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トルマリンを最初にヨーロッパに持ち込んだオランダ人は、その吸着の性質を生かして加熱したトルマリンを使い、パイプの灰を取り除くために使用していました。また幸運を吸い寄せる護符としても愛され続けています。 現在では、宝石に適さないトルマリン原石(不透明石)を、粉体・ジェル・繊維などの様々な形態に加工し、工業用・美容健康・環境改善などの素材として幅広く活用しているのを私達の身近に見ることが出来ます。トルマリンをお水の中に入れて3時間以上放置するだけで気軽にマイナスイオン水を作ることができるのは皆さんもご存知のはず。トルマリンは美しいだけでなく、近年の健康・美容ブームの火付け役となっているほどに、沢山の注目部分がありますね。
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よく「あの人にはあの人のカラーがある」などといいますね。この場合、個性という意味で使われます。色にそれぞれ特性があるように、人間一人一人の個性を色にたとえる素敵な表現だと思います。あなたは何色をお持ちですか?色を集めて旅したといわれるトルマリンは、沢山の色を持つ=沢山のカラー・・・こう考えると、トルマリンは世界中のいろいろなあらゆることを知っているかのように思えてきます。人間の体の中には微弱な電気が流れ、この電気が信号となってさまざまな(体調不良を知らせたり・・)情報を脳に伝える重要な役割を果たしているとのことです。私たちの中に通う電流にトルマリンがどのような健康効果を発揮するかの具体部分は、実は科学的に実証されているわけではないらしいのです。目に映る色の美しさを感じること・・・根拠はありませんが、この癒しの効果は絶大な力があるのかもしれません。それゆえ、トルマリンブームは進行中なのでしょう。同じ色・形は2度とない。といってもいいほどバラエティー豊かな色彩のトルマリンの中から、あなたの運命の色をひとつ見つけてみてください。きっとあなたにまた一つ、新しい色が加わるはずです。
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