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旧約聖書にはこう記載されています。
「神が天地万物を創造した際につくった、十二の宝石のうち、ルビーに高い位を与えた」と。それはヨーロッパにおいて、ルビーを身につけることによって病気から身を守ることが出来、戦いで決して倒れることのない力が与えられると信じられてきた所以であります。ルビーは災いから身を守り、勝利を約束してくれるとして、古くから親しまれてきた石なのです。
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ルビーはときに色を変化させ、迫りくる危難を持ち主に知らせたという伝説もあります。イングランドの王妃キャサリン・オブ・アラゴンの話が有名です。彼女が時とともに色が褪せてゆく我がルビーを見て、不幸の兆しを感じ取っていたある日、夫であるヘンリー 8世が、キャサリンの侍女であったアン・ブリーンと結婚。捨てられたキャサリンと、王の横暴を阻止しようとして斬首にされた多くの人々。以降この不和が、離婚を許さない教義のローマン・カトリックからイギリスの教会が独立する歴史的事態に発展するきっかけとなったといわれています。
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十四世以降、へンリー五世がアザンクールの戦いに「黒太予のルビー(317カラット)」を王冠の中央につけて出陣。危ないところをルビーが放つ一瞬の輝きで助けられ、勝利をおさめたと伝えられています。以来、英国王の王冠にセットされたこのルビーは、幾度もの戦争をくぐり抜けてきたといわれています。まさに、持ち主に勝利を約束してくれる頼もしい石。そのパワーの象徴は、ルビーにまつわる数多くの伝説のストーリー、そのはしばしに見ることができます。
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話しは変わりますが、古代インドの人々は、ルビーの燃えさかる赤色を、「不滅の炎が石の内部で燃えているのだ」と考えました。石を水の中へ入れると、ルビーの熱によって水は沸騰すると、信じてやまなかったそうです。ルビーで沸かしたお湯で淹れるティー。極上のティータイムを過ごすことができそうですね。
また、こんないわれもあります。十三世紀のセイロン王は、なんと握りこぶし大のルビーを肌身離さず持ち、そのルビーで顔や首をこすっていたそうです。そのためなのか、九十歳で天寿をまっとうしたとき、彼の顔は薔薇色に輝いていたといわれています。これぞ、究極の美容術ですね!
なんて贅沢なのでしょう!今話題の岩盤浴、パリの隠れ家スパでタラソテラピー、そしてその次を目指す、上級者必見!?です。
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ルビーの語源はラテン語で単に「赤」を意味しています。
あなたは「赤」と聞いて何をイメージしますか?『情熱』ですか?それとも『愛』ですか?『血』を連想される方もいらっしゃるかもしれません。
色彩心理学で「赤」は、エネルギッシュで心身に活力が溢れた状態・前向きで積極的な状態・難しいことに挑戦してみようという状態を象徴しているとされ、パワフルな時に活用するのが有効とされています。逆にいうと、そのような状態に自分を高めたい時に活用するのも手だといえます。赤色をしたルビー。その真紅の赤色にまつわる様々な言い伝え。鉱物は生きています。命が与えられた赤色は、人間の血とつながるようにも思えます。ルビーの赤色は生命の赤そのものなのです。お気に入りのルビーをリングやネックレスとして身につけて、エネルギッシュなあなたのライフスタイルのお供にしてみてはいかがでしょうか。そして、時には贅沢な美容法もお忘れなく。
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