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| 結婚前の婚約の証としての指輪は、古代ローマ人がなんの変哲もない鉄の輪を、愛の誓約として結婚の前に愛する人に贈ったのが起源だといわれています。なんだかなつかしいドラマを彷彿させてくれるようです。
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5世紀のローマの著述家マクロビウスは、婚約の証としての指輪は左手の4番目の指(薬指)に広く着けられた、といっています。当時信じられていた、左手の薬指からは特別の静脈が心臓に直接繋がっているということに由来しているのでしょう。
また指輪の歴史の始まりである古代エジプトでも、左手の薬指が「指輪の指」としてふさわしいといわれ、人々は左手に指輪をつけたということや、ギリシャ神話でも左手の薬指は心臓と直結した特別な指と信じられていた。と様々ないわれがあります。こんなにも古い時代から、左手の薬指は特別だったのです。
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| ローマ法王が、「結婚の前にもっとお互いを知るべきだ」として、婚約の証としての指輪を奨励したことから“婚約指輪=エンゲージリング”が生まれたといわれています。そして9世紀、教皇ニコラス1世が「婚約発表の時には婚約指輪を将来の妻に贈るべき」という決まりをつくったことで、婚約指輪と結婚指輪の区別がついたといわれています。それまで婚約指輪と結婚指輪の区別はなかったそうです。
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中世ではルビーやサファイアが主流でした。以降、ダイヤへと移りかわります。
ダイヤの婚約指輪に関する最も古い記録として、1477年にドイツのモロルティンガー博士が、ブルゴーニュのマリー公女との婚約を控えた神聖ローマ帝国皇帝になるマクシミリアン大公に対して、ダイヤの婚約指輪を贈るよう助言した、というものがあります。その後1503年のヴェネツィアの結婚証明書に記載されたダイヤモンドの婚約指輪のことを考えてみても、モロルティンガー博士の助言は、現在までの「エンゲージリングにはダイヤモンド」という主流に与えた影響は計り知れないといえます。
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指輪の起源を知ることは、ご結婚を控えたお二人にとっては、これから出会うお二人の愛の証=エンゲージリング、に対する希望、すでにご結婚されているお二人にとっては 思い出深いエンゲージリングに対して、改めて愛着を感じることにつながるのではないかと思います。
そして、何よりも大切なのはお二人の起源ではないでしょうか。お二人の起源はお二人の出会い。
起源から数々の変遷を経て広く知れ渡り、今尚、輝きを失わない愛の誓いの証である婚約指輪のように、どうか愛するお二人が数々の変遷を経て、永遠に輝いていることが出来ますように。。。
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